平成29年度茨城すまいづくり協議会「Re:NEW」
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●何かと話題になることも多い「リフォーム詐欺」。色々な手口がありますが、防御策としては、やはり自分が調べて、色々な人に話を聞いて、行動してみることが一番かもしれません。地元で長年リフォーム業をしている業者でなければ分からない部分もありますので、以下のポイントについて確認してみるのも大切でしょう。59◆リフォーム業者を選ぶ際に確かめたい7つのポイントいざ、リフォーム。さあ、どこに頼めばいいかな?コラム③①資格や許可を持っているか?…リフォーム業は「誰でも許可なくできる商売」!?…リフォーム事業に相当する資格や許可(建設業許可、一級・二級建築士事務所登録、リフォーム瑕疵保険登録 業者など)を持っているかどうか確認しましょう。悪徳リフォーム業者は、資格や許可がない場合が多いのです。②事務所所在地はしっかりしているか?…事務所がない業者はNG!…実際に会社を訪問したり、近所の方をたずねたり、口コミを調べましょう。悪徳・悪質リフォーム会社は「店舗が ない」ことが多く、また会社があっても雰囲気や社員の対応で質が分かることもあります。③地元で実績があるか?…施工現場を見学する、過去のお客さんを紹介してもらう、など施工実績を調べましょう。 悪質業者は、拠点や社名を替えながら、全国を渡り歩く傾向にあります。安心して工事を任せられる会社は 客との信頼関係を大切に築いているもの。過去のお客様を喜んで紹介してくれるはずです。④アフターサービスの説明は? 約束事を書面に残しているか?…アフターサービスの説明ができない会社は、その時しのぎでいつでも逃げる用意をしている、と考えましょう。 最初から、アフターサービスまでをきちんと説明できる会社が信頼できる業者です。⑤図面やプランなどの提出にもれはないか?…文書、書面の提出を拒む業者はNG!…悪質な業者は、図面やプラン提出、商品説明を嫌がります。要請しても書類・文書提出を拒む業者はNG。 図面やプランは、要望が反映された工事になることをチェックする資料。設計図のない工事は後悔しますよ!⑥「大幅値引き」で契約を急ぐ業者はNG!…大幅値引を申し出たり、キャンペーン期間と称して契約を強引に急ぐ傾向のある業者はNG。理由が明確でない 値引は、早く契約する口実。あわてて契約してはいけません! 「今日中に契約すれば半額」「明日から通常料金に 戻ってしまう」などと言い張り、深夜まで居座られるケースもあるそうです。毅然とした態度で断りましょう!⑦工期や工程の説明がない・近隣への挨拶がない業者は危険です!…リフォーム工事には、騒音や悪臭が発生する可能性があります。工事前の近所挨拶や施主への細かな説明は、 欠かせないものです。それらの対応がなく、電気や水道が使えない期間の説明などがない業者はNG。悪質な 業者は施主の都合を考えず、一刻も早く契約・支払いに持ち込みたいため、自分たちの都合を押し付けます。「リフォーム詐欺」もよく聞くし…“いい業者”の見極め方は?調べ、聞き、行動することが肝心!

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